金仏壇とは全体が黒塗りで、内部に金箔が貼られているお仏壇です。見た目のインパクトが強いこのお仏壇、黒く塗られていると漆塗り、金色に輝いていると金箔をはりつけたものと思いがちですが、黒塗りの塗装方法や金箔・金粉の種類も様々です。
品質表示カードでは、これらを項目別に表示しています。
それぞれの違いをご確認ください。

金仏壇の品質表示項目

  • 項目1
    表面材

    金仏壇は、表面を黒塗りにするのが一般的。そのため、評価は表面の仕上げをどのように行ったかがポイントになります。
    また、仕上げによって美しさのほか、傷などへの耐久力にも違いが出てきます。

    • 漆仕上げ

      Diospyros ebenum(インド黒檀、真黒)、Diospyros celebica(縞黒檀、スラウェシ黒檀)

    • カシュー仕上げ・(植物性)合成漆

      Diospyros celebica(カリマンタン黒檀、アマラ黒檀、マルク黒檀)

    • ウレタン仕上げ

      Dalbergia cochinchinensis(パイオン)、Dalbergia retusa(ココボロ)、Dalbergia latifolia(インドローズ)

    • セルロースラッカー仕上げ

      Dalbergia latifolia(植林)(ソノケリン)

    • ポリエステル仕上げ

      Machaerium scleroxylon(パープル、ボリビアンローズウッド)、Platymiscium pinnatum(グラナディロ)Guibourtia pellegriniana(ブビンガ)、Swartizia madagasearensis(パーロッサ)

    • オイル仕上げ

      本鉄刀木、紫鉄刀木

    現在、金仏壇全体を本漆で仕上げると大変手間がかかり、大変高価なものとなってしまいます。そのため金仏壇は、仕上げの美しさは変わらず扱いやすく、お手入れもしやすいカシュー仕上げなどを施したものが一般的です。用途に合わせてお選びください。

  • 項目2
    主な金箔粉等

    金仏壇の特徴、金箔粉に使用されている金の種類を表示しています。

    • (本)金粉

      天然木

    • (本)金箔

      ラワンベニヤ、シナベニヤ、その他木合板

    • 金属箔(粉)

      MDF、その他繊維板

    • 金色塗料

      金色の合成塗料を使用したもの

    純度の高い金を使用していることは勿論金仏壇の価値につながります。
    一般的に金色に赤みがかっているほうが、純度の高い金を使用していると言われています。

  • 項目3
    表面仕上げ

    表面仕上げの違いは、仏壇の見た目を変化させます。
    仕上げ方法は大きく分けると、木目感を活かした仕上げと、厚い塗膜で鏡面のように仕上げる2種類があります。

    • 漆仕上げ

      漆を塗って仕上げたもの(相当量の漆を配合した塗料を用いたものに限る)

    • カシュー仕上げ・
      (植物性)合成漆

      カシューかく油等を樹脂化した塗料で仕上げたもの

    • ウレタン仕上げ

      ポリウレタン樹脂塗料で仕上げたもの

    • セルロースラッカー
      仕上げ

      セルロースラッカー塗料で仕上げたもの

    • ポリエステル仕上げ

      ポリエステル樹脂塗料で仕上げたもの

    • オイル仕上げ

      油性塗料を含浸させて仕上げたもの

  • 項目4
    原産国

    金仏壇の製造工程『木地』『宮殿』『彫刻』『錺金具』『蒔絵』『塗り』『金箔押し』『組立・仕上げ』の8工程のうち、『木地』『塗り』『金箔押し』『組立・仕上げ』の4工程を日本で行い、『宮殿』『彫刻』『錺金具』『蒔絵』のうち1工程以上を日本で行った製品のみが『国産』または『日本』の表示となります。

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