お仏壇へのお供え~浄水~

josui仏様にお供えするお水は、”閻伽”と呼ばれる清浄な水のことです。

実際、お仏壇にお供えするお水は水道の飲料水で構いません。

 

また、仏様には茶湯をお供えします。

朝、私たちが飲む温かいお茶を、まず仏様にお供えするものです。

 

 

 

 

josuiutuwaお供えするお水やお茶はいつも新鮮なものをお供えし、さげる際は無駄にならないよう草木にかけてあげると良いでしょう。

ただし、浄土真宗では浄水供養を行わないので、注意が必要です。

お仏壇へのお供え~灯燭~

tousokuお仏壇への灯明は、灯籠(置灯籠、吊灯篭)や燭台、輪灯などによって灯されます。

 

本来は灯籠や輪灯の灯芯には菜種油が使われ、燭台には和蝋が用いられてきました。

しかし、近年では安全面・パフォーマンスから灯籠や輪灯に電気が使用されるものが多くなりました。

 

 

 

 

rintou灯籠や輪灯に電気を使用しても、お供えの心だけは大切にしましょう。

また、おつとめが済んだら灯明は必ず消しましょう。

お仏壇へのお供え~花~

sonae_hana仏様にお供えするお花を仏花といいます。

お供えするお花は、お寺などではきちんと形式が決まっていますが、家庭でお仏壇にお供えする場合は、庭に咲いた花でも、野で摘んだ花でも、お供えの気持ちがあれば何でも構いません。
ただし、爽竹桃や曼珠沙華のような毒花やボケなどのトゲのあるもの、花粉が落ちお仏壇が汚れてしまうようなお花はお供えするお花としてふさわしくないので注意が必要です。

 

 

 

 

 

hana_mukiお花の供え方は、仏様に向けてお花の表側を向けるのではなく、礼拝する私たちの側に表が来るようにします。
これは、花で荘厳された仏様の世界を私たちが味わうためです。

 

 

 

 

 
hana_kinまた、金蓮華と言われる常花(造花)を、お仏壇の中壇の左右にお供えすることが浄土真宗以外の宗派で行われています。

仏教の教え~四諦八正道~

仏教の教え~四諦八正道~四諦八正道

 

四諦とは、4つの”明らかな真理”を意味し、

 

●苦 諦・・・人生は苦であるという真理

●集 諦・・・苦の原因という真理

●滅 諦・・・苦の滅という真理

●道 諦・・・苦の滅を実現する道という真理⇒八正道

 

の4つの心理から成り立ちます。

 

 

そして、釈迦は”苦”を滅する方法として、八つの正しい道を説きました。

これが、正見・正思・正語・正行・正命・正精進・正念・正定の八正道です。

すべてに”正”という文字が含まれますが、この場合の”正しい”というのは「真理に合った・調和のとれた」という考え方・見方・行動を示しており、自分本位ではなく、大きな立場から物事を判断しなさいという教えになっています。

 

●正 見・・・自己中心的な見方ではなく、中道の見方をすること。

●正 思・・・真理に照らし合わせ物事を考えること。

●正 語・・・真理にあった言葉を使うこと。

●正 行・・・仏の戒めにかなった行いをすること。

●正 命・・・正しい職業で得たお金で生活すること。

●正精進・・・自分に与えられた使命や目的に対して正しく励むこと。

●正 念・・・真理に向いた正しい心を持つこと。

●正 定・・・真理に照らし、正しい状態で心を定めること。

 

 

四諦八正道は釈迦が人生の苦について説いた、苦の乗り越え方を説いたものです。

 

 

 

 

仏教の教え~六波羅蜜~

仏教の教え~六波羅蜜~六波羅蜜

 

六波羅蜜とは、ブッダを目指す”菩薩”が修めなければならない6つの実践徳目のことを言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

1)布施波羅蜜・・・様々な施しをさせていただく修行。別名”檀那波羅蜜”とも呼ばれる。

2)持戒波羅蜜・・・戒律を守ること。

3)忍辱波羅蜜・・・様々な事象を耐え忍ぶこと。

4)精進波羅蜜・・・努力すること。

5)禅定波羅蜜・・・心を落ち着かせ、集中すること。

6)智慧波羅蜜・・・心理を悟ること。

 

 

波羅蜜の修行を通じて我執が取り除かれ、周囲の人々やあらゆる生き物に対して慈悲の心が芽生え、他人の幸福は自分の幸福、逆に他人の不幸は自分の不幸、また自分が幸福になれば、その福徳を少しでも他の人々に役立ててもらおう、という心を持ち、実際に行動に移す者を、仏教では菩薩と呼んでいます。

 

菩薩というものは、仏様のお教えを守り、自らを仏様の心に近づけるべく精進を重ね、その結果として迷いを離れ、他を救う働きをいいます。

 

したがって、菩薩が修めた”六波羅蜜”の修行は、自他ともに救う(悟らせる)ことが前提となっています。

お仏壇へのお供え~香~

sonae_kou香は一度火をともすと芳香を放ち続けることから、悟りの世界に至るための修行道=六波羅蜜を命ある限り続けていくという誓いを表します。

 

香には主に抹香と線香の二種類があります。
抹香は『沈香』や『白檀』『丁子』などの香木を粉末にしたもので、仏事の際にお焼香として用いられます。
一方、線香はこれらの香木の粉末を練り合わせ、接着剤や整形剤で一本にしたもので、日常のお供えとして用います。

 

注意点としては仏様用の香には原料が動物性のものを使わないこと。
通常市販されているお線香の原料には使用されていないはずです。

 

 

senko_keshiお線香に点火する際はマッチやロウソクから火を移しても構いませんが、お線香の火を消す際、口で息を吹きかけて消してはいけません。
ロウソク消しや手の平であおいで消しましょう。

 

 

 

 

 

 

senkoお線香をお供えする本数は、各宗派にて定められていますが、一般的に1~2本です。お仏壇の安置してある部屋全体にほのかな香りが行き渡る程度です。

お線香のあげ方にも宗派により違いがあります。線香を立てて供える宗派、香炉の大きさに合わせて折って供える宗派があります。

 

 

 

 

 

 

お仏壇へのお供え

butusona御供えは仏様やご先祖様への敬虔な心を示し、供養するためのものです。お仏前へのお供えは宗派によって違いがありますが、
一般には「五供」という5つをあげることができます。
 

 

 

 

 

 

1)『香』・・・香は一度火をともすと芳香を放ち続けることから、悟りの世界に至るための修行道=六波羅蜜を命ある限り続けていくという誓いを表します。

 

2)『花』・・・六波羅蜜の忍辱にあたります。仏様の広い心を感じ、あらゆることにこたえていく心を表しているといわれます。

 

3)『灯燭』・・・六波羅蜜の智恵を表します。迷いに満ちた暗黒のこの世に、仏様の真実の火をともすという意味があります。

 

4)『浄水』・・・六波羅蜜の布施を表します。人のために自らが進んで物事をやる気持ちからおこっているといわれています。

 

5)『飲食』・・・六波羅蜜の禅定に当たります。私たちがいただくものと同じものをお供えすることにより、仏様と一つにつながっているわが身を見つめるのです。

 

それぞれの項目にて、詳しいお供えの仕方を説明していきます。

 

お仏壇を安置する場所や方角、お仏壇の向きはどこが最適?

お仏壇を安置するのに、北向きはよくないという話を聞いたことはありませんか?

お仏壇を安置する際の向きに関しては諸説あります。

 

①南面北座説

宮廷を守る武士のことを『北面の武士』と呼ぶように、昔から位の高い人は南を向いてきたに座り、従者は北に向かって南に座るというしきたりがありました。それにならい、仏様やご先祖様をお祀りするお仏壇も北座に置くのがよいと考えられたのです。

また、日本の気候風土から考えても、直射日光があたらず、湿気の少ない北座はお仏壇を設置する最適な環境と言えます。

 

②西方浄土説

仏教の理想世界である西方浄土、つまり西向きに零敗するよう、お仏壇を東に安置するというものです。

この考えは古くからの浄土教の寺院の伽藍配置がモデルになっているといわれています。

 

③本山中心説

お仏壇の前で礼拝する方向に、その家の宗派の本山があるという考え。

本山とその意の位置関係で安置する方角は変わってきます。

 

 

このように、お仏壇を安置する向きに関して、これでなくてはいけないという明確なルールはありません。

また、お仏壇を安置する場所も仏間や床の間など和室でなければいけないということはありません。

お仏壇を家族の心のよりどころとして、生活の中で生かすには、家族みんなが顔を合わせる団らんの場所に設置することが大切です。

※ただし、台所にあまりに近い場所に設置することは、避けたほうがいいでしょう。

水や油でお仏壇が痛みやすくなってしまいます。

wasitu

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