真言宗の主な年中行事です。
※行事の詳細・日程は『高野山真言宗総本山金剛峯寺HP』または各お寺様のHPにてご確認ください。
●新年修正会
年頭に行われる法会です。
●御七日御修法
弘法大師ご入定の年、一月八日から七日間、宮中で行われた新年祈祷会。現在は東寺で行われています。
●節分星供
立春の前の日、各自の運命を支配する星に供養して、一年間の無事息災をお祈りします。
●常楽会
二月十五日は、お釈迦さまが入滅した日で、そのご遺徳をしのぶ法会が行われます。
●彼岸会
春は三月十八日より七日間、秋は九月二〇日より七日間。
彼岸とは『浄土をつくる』というインドの言葉で、仏教では古くから仏心回帰を願う心の週間を設け、人々が行に励み、この世に仏の国を造ることを勧めています。
●正御影供
弘法大師ご入定の日、三月二十一日に対しの御尊像(御影)を前に行われる法会です。
毎月二十一日を御影供といい、昔から『お大師さまの日』として人々は大師参りをしています。
●仏生会
お釈迦さまがお生まれになった四月八日に、そのご誕生をお祝いする行事で、お花まつりといいます。
●結縁灌頂
即身成仏という大師の教えを広く大衆に受け取っていただく法会で、高野山では五月三日より三日間で行われます。
●大師誕生会
大師ご誕生の六月十五日に行われるお祝の法会です。
●盂蘭盆会
年に一度、先祖やその他の霊を供養し、悪い因縁を除く法会で、七月十五日が起源の日です。
<季節や日時に関係なく行われる法要>
●大般若法会
『大般若経』六百巻を点毒して社会の平安と家庭の幸福を祈願する法要です。
●土砂加持法会
光明真言百八返をもって正常な土砂を加持すると、大日如来の晴明である土砂の功徳力が増すといわれています。
●護摩供
自己の煩悩を焼くという密教の修行によって真実の智恵を求め、人々の息災を祈祷します。
そのほかにも、お十夜法会、曼荼羅供、菩薩戒会などがあります。