本尊様は各宗派の教えを具現化したお姿です。
お仏壇にはそれぞれのご宗派のご本尊様をお祀りしてください。
お仏壇の中心にはご本尊様をお祀りします。
お仏壇はご先祖をお祀りするところだけではなく、その家の信仰する宗派のご本尊様をお祀りするところでもあります。
ご本尊様をお仏壇に祀ることにより、お仏壇に祈念すると同時にご本尊様に礼拝することになり、人の心は慰められ生きてゆく力を頂くことができるのです。
ご本尊様はお仏壇の大きさに合わせて仏像・掛け軸を選べます。
ご本尊様の形には仏像だけでなく、掛け軸もあります。
一般的にはともに仏壇の中央にご安置します。
お仏壇に新しくご本尊様をお迎えする際は、『開眼供養』・『入仏慶讃法要』などを行います。
ご本尊様は各宗派によって異なります。
仏教はインドのお釈迦様によって説かれ、その後二千五百余年もの長い時をかけ、また数多くの人々により中国・朝鮮とわたり、日本に伝えられました
そしてその時代の流れの中で姿を変え、形を変えながら今日のような様々な宗派が生まれました。
しかし、すべての宗派の根源はお釈迦様であり、仏教の根本的な考え方はみな同じなのです。
時代の中でそれを受け入れた宗祖の考えや教義に合わせてご本尊様も宗派により違いが生まれましたが、ご本尊様はそれぞれの宗派の象徴であり、重要な意味を持っています。
下図は代表的な宗派それぞれのご本尊様の紹介です。
詳細はこちらの『宗派別仏具の飾り方』をご参照ください。
このほかにもたくさんのご本尊様・ご宗派があり、それぞれにお祀りの仕方が異なりますので、詳しくはお寺様または当店にお尋ねください。