百カ日、一周忌、三回忌の3つの法事は、中国の『礼記』の小祥大祥によって行うといわれています。
七回忌や十三回忌などの区切りは、十二支の干支の数に準じての法要だという説もあります。
また、3や7という、その数でしか割り切れない”素数”が、昔から重んじられていたからとも言われていますが、はっきりとはわかりません。
●三十三回忌がひとつの区切り
亡くなった日から満一年たったその日=祥月命日に一周忌を行います。
そして、翌年亡くなってから満2年たつと三回忌を行います。
これはこれから三年目を迎えるという意味です。
つまり一周忌は死亡した年も入れて数えることになります。
七回忌・十三回忌・十七回忌・・・と行い、一般的には三十三回忌を年回法要の一応の区切りとします。
五十回忌・百回忌とできればそれに越したことはありませんが、この場合、特定の故人を偲ぶというよりも、ご先祖様全体に感謝するという意味合いが強くなり、場所によっては『お祝い』という雰囲気で豪華な宴となるところもあるようです。
年回法要 | 年月日 | 内容 |
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一周忌 | 死後満一年 | 親類・友人・知人を招き、寺・自宅などで法要。その後お斎(会食)をします。 |
三回忌 | 死後満二年 | |
七回忌 | (以降は死亡した年も入れて数える) | 法要に招く人の数を絞っていきます。 |
十三回忌 | ||
十七回忌 | ||
二十三回忌 | ||
二十七回忌 | ||
三十三回忌 | 一般的にはここで終わることが多いようです。 | |
三十七回忌 | ||
五十回忌 | ご先祖様全体の供養という意味合いが強くなります。 | |
百回忌 |