お数珠はもともと、お経やお題目を上げるときにその数を数えるための法具でした。
今ではお経やお題目を唱えたり、仏様を礼拝する時に手にかけてお参りします。
お数珠は持っているだけで功徳があるとされ、普通は百八の珠から出来ています。
これは百八の煩悩を退散・消滅させる功徳があるからだといわれていますが、珠の数はこのほかにも百八の十倍の千八十のものから、六分の一の十八のものまでさまざまあります。
数珠の形式には房の形など宗派によって若干の違いがありますので、お求めの際はしっかり確認して購入してください。
三善堂では、専門のスタッフにお声掛けくださいましたら、宗派にあわせたお数珠をご用意させていただきます。
また、お数珠のかけ方も宗派によって異なりますので、代表的な宗派について、紹介します。
葬儀・通夜に参列する際など、宗派にあわせた数珠を持ち、宗派にあったお数珠のかけ方をする、社会人として、日本人として知っておきたい作法ですよね。